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リペイントの工程

リペイントの対象

 基本的に彩色済の完成品(フィギュア、景品、小物類)を主にリペイントしています。海賊旗や扇子などのグッズも可能です。
 素材は新品、中古問いません(すべて洗浄し、問題があれば修正します。一部損壊も問題ありません)。
 素材によってはお断りする場合もあります(例:リペイントの価値が無いもの、製作困難なもの、破損が著しいもの等)。

 

リペイント料金・期間

 5400円~(税+返送料込み) 2Week~

 上記は最低料金と期間で作品により異なります。金額はパーツの多さ、大きさ、修正の多さ、人気等を勘案して決めます。
 過去に販売実績があるものは転売防止のため過去の最高値を参考にする場合があります。
 複数の依頼がある場合は一度にお送りいただけると製作期間を短縮できる場合があります。
 素材をこちらで用意する場合はその費用(実費)が追加となります。
 オプションとして、台座、アクリルクリアケースなど追加可能です。自立困難な素材の場合追加をおすすめします。詳細はこちらをご参照ください。
 リペイントしたい素材の名称、ご希望など添えて以下の窓口から見積もり依頼ください。ご相談も可能です。

 見積依頼

  領収書が必要な場合はその旨記載ください。

 

リペイントの内容

・コンセプト

 リアル志向のナチュラルリペイントです。リアリティを追求し、オリジナルモデルの魅力を最大限引き出すことを目標に彩色を行います。具体的内容は肌の質感改善、オリジナル塗装の修正、陰影のコントラスト強調などがメインになります。色彩も基本的にオリジナルを尊重し、キャラクターのイメージが変わるような色彩変更はいたしません。

 

・工程

(1)素材の研究
 最初に対象物の魅力をよく理解します。動画を一通り鑑賞する場合もあります。

(2)リペイントの彩色、方針決定
 素材の魅力を引き出すために最も良い手段を検討し、彩色などの方針を決めます。基本的にお任せいただく形になりますが迷って決まらない場合は依頼者にご相談する場合があります。

(3)分解
 無理をせずに分解できるところまで分解します。オークション出品の作品はより完全な塗装をするため接着部を分解することがありますが、依頼の場合は素材を破損or変形させる危険があるため基本的に分解しない範囲で製作します。

(4)素材の洗浄
 離型剤や手指の油を中性洗剤を使ってよく擦り落とします。

(5)問題の修正
 仮組みを行い、目立つパーティングライン(合わせ目の筋)や接着部の溝、曲がり、歪み、塗料の削れなど、元々ある素材の問題を修正していきます。PVCのような軟素材では限界がありますが、出来るかぎりのことをします。

(6)プライマー処理
 表面がつるつるの部分は塗料がはがれ易いためあらかじめプライマー処理を行います。

(7)塗装
 トップシャドウ-シャドウ-素材色-ハイライト-トップハイライトと、少なくとも5段階の陰影を付与して立体感を強調します。
 年季の入った質感を作るためウエザリングとスミイレを行います。海賊はすこし強めのウエザリングを行います。
 肌塗装をします。特別に調色した7段階の塗料を使い分けます。最も気を使う作業ですので疲れがなく気力が充実した時に行います。
 最後にトップコートを行います。塗膜の補強と質感調整のために2層コートします。

(8)組立・調整
 全体を組み立てながら全体の色調、ツヤの最終調整を行います。このときパーツは接着され以後分解不可になります。

(9)作者銘シール貼付・完成
 「Sozouno-yakata ArtDesign」と日付を記した小さなシールを台座の裏など目立たないところに貼り付けます。シールには特殊な樹脂加工がされており最初白色ですが年月と共に褐色に変色していきます。特定の銘作に関してはシリアル番号が発行され、シールに併記されます。(銘作は現在、DXエース、ゴーイングメリー号のみです)

(10)アセンブリ
 アクリルケースや台座が付く場合は穴あけとアセンブリを行います。
 ネームプレートが付けられそうな場合は製作を行います。ネームプレートは元箱から切り取った印刷物を水につけて表層を剥がし、乾燥、樹脂含侵、塗装仕上の工程を経て完成となります。

 

・改造、修正について

 素材の魅力を強化する目的で部品をスクラッチ製作したり、エフェクトの追加をする場合があります。透けリペイントも可能ですが、上記のコンセプトから外れるような改造はいたしません。
 元々変形していたり、経時劣化で破損している場合があります(DXエースのログポースなど)。この場合フルスクラッチもしくは過熱整形を検討しますが、どうにもならない場合はご連絡いたします。

・リペイントできない(しない)場合

 素材が海賊版・偽物の場合。検品の結果、これらに該当する疑いがある場合はご連絡いたします。
 転売目的とみられる注文

 

 

流れ

  ご送金(料金は先払いです。銀行5営業日以内に送金がない場合キャンセルとなります)
 →受注承りの連絡
 →素材のご送付(素材を支給される場合)
 →製作(長納期品は1週間を目安に進捗をご報告していきます)
 →完成写真のご確認(写真をUPしますので検品お願いします。5日以上お返事がない場合は承認とみなして進めていきます。)
 →納品

 (※はお客様の実施項目です。)

 完成作品の写真は、公開禁止の申し出が無い限り、当サイトで公開して紹介させていただきます。公開の際、依頼主の個人情報が表に出ることはありません。お名前やイニシャルは一切表示されません。ご感想をいただいた場合は許諾を得たうえで公開させていただく場合があります。

 

送料

・依頼元素材の発送
 依頼主の元払いで指定住所にお送りいただくものとします。通販やオークションで落札された場合、相手に送り先を伝えていただいてこちらに直送してもかまいません。当方に直送する場合は必ず事前にご連絡ください。

・完成品の納入
 送料当方負担でお送りします。発送方法は箱BOONのみで他の運送業者の指定はできません(送料はリペイント価格に含まれ別途請求されることはありません)。

 

ご注意

 送金手数料はご負担お願いいたします。
 納入後はノークレームでお願いします。
 いかなる理由があっても返品、返金不可です。
 転売禁止です。

 

保障

 完成品の保障は当方の規定に基づいて実施させていただきます。
 修理代は原則無料です。詳しくは説明書をご参照ください。

 

コレクションケースの照明を創る

 最近、LED照明付きの多段コレクションケースが増えてきました。沢山のコレクションを一度に収納でき、同時に鑑賞もできて便利ですが、収納箱に照明を付けただけの商品がほとんどのようです。照明は光ればよいというものではありません。せっかく照明を設けるのですから、中身を美しく見せるようにしたいものです。今回は照明を含め、鑑賞にふさわしいケースの構成を考えます。

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実体顕微鏡を導入

精密塗装が必要な場合、これまではルーペを使ったり、老眼鏡を3つ重ね装着するなどして対応してきましたが、このような苦しい方法では達成できる品質に限界があります。顔の精密塗装をする機会も増えてきたため、思い切って実体顕微鏡を導入しました。 続きを読む

フィギュアの撮影ブース

DSCN0835 撮影ブースを作りました。土台はルミナスのスチールラック+ガラス天板で構成され、フィルインライト(LPL HT-20SP)を含め4灯以上の光源があり、360度全方向の照明ができます。
 レフ板のスタンドは100均の写真スタンド。手前の足を切り、床面スレスレに設置できるよう改造して使っています。

 このサイトの写真、これを作る前はどうしてたかといいますと、黒の厚紙をバックにストロボ正面光のみで撮影していました。

 

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ディスプレイケースと台座

 作品を飾ると問題になるのが埃です。作品を埃から保護し末永く良好な状態に保つため、透明度と加工精度に優れた高品質なアクリルケースを用意しています。ケース単に作品が入ればよい、というものではなく、作品の周辺スペースや寸法比、コストなどを勘案し、最高の見え方になるようミリ単位でサイズを検討してカスタムメイドしています。
 ケースを被せると可塑剤がこもって長い年月の間に作品が傷むことがあります。これを防ぐため、小さな換気孔を空けてあります。 続きを読む

リペイント作品の梱包について

今回は梱包についての話です。

<緩衝材>
緩衝材はプチプチなどいろいろありますが、特性として「衝撃吸収」と「弾性」の2点のバランスが求められます。「衝撃吸収」は潰したとき戻ってこないものほど優れています。まったく戻ってこないものは、エネルギーが100%吸収されたことを意味します。 「弾性」は振動の衝撃(加速度)そのものを和らげるはたらきをします。やわらかいものほどこの効果が高いです。 ArtDesignではプチプチ以外に新聞紙をふんわり丸めたものを使っています。これは弾性、衝撃緩衝、コストパフォーマンスの3つがバランスした優れた緩衝材です。

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DXエースの偽物

DXエースの素材をみるとログポースのレンズに高確率でヒビがはいっています。経時劣化のようですが、気になりますのでフルスクラッチを検討しています。透明度はオリジナルより劣りますが原作に近い球形のものができそうです。

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写真は試作中のログポースレンズ。 続きを読む

リペイントをやってみようと思う方へ

ヤフオクを見るとさまざまなレベルのリペイント作品を見ることができます。明らかに素人の作に見えるものもあれば、私よりずっと腕の良い方も見えるようです。そんな作品を見てリペイントで小遣い稼ぎをしたいと考える人も多いと思います。しかし、実際にリペイント作品を作っている人は驚くほど少数です。リペイント作品を作るためにはエアブラシなど設備投資のほかに何がいるのでしょうか。 続きを読む

リペイントをはじめたきっかけ

 リペイントをはじめたきっかけは、ヤフオクでリペイント作品が出品されているのをみたことです。エアブラシでチョチョイと簡単に塗装されただけの作品が、高値落札されていました。「なんでこんなものにこんな高値が??」なにか不条理なものを感じました。そこで品質の底上げをしてやろうと考えたのです。 続きを読む

リペイント作品の保証とアップグレード対応について

 P.O.P Art Design の作品は保証付きと保証なしがあります。保証なしの作品でも不注意で破損してしまったり、塗料が剥げてしまった場合修理対応しています。修理費用はいただいていません。基本無料です。ただし、部品購入が必要な場合はその実費を、送料は片道分だけ頂戴しています。 続きを読む

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