使い終わった筆の穂先を新品と同じに固める~筆固め液 筆糊の作り方

穂先がダメになった筆

書道、絵画、塗装など、大抵の筆は糊で固めて売られています。一度使うとその糊が剥がれ、乾燥させると穂先がバラバラに開きます。そういう手入れを続けていると穂先が開いて揃わなくなります。高い筆を買ったのにもうダメ・・これが筆の寿命を大幅に縮める要因になっていました。今回はこの問題の改善策をご紹介します。

 

固め液の作り方

この問題は、使い終わった筆の穂先を固めることで改善できます。市販の筆は澱粉で固められているようですが、油性塗料ですすいだ筆に水分は浸みません。水性と油性を別々に用意する必要があります。

 

水性の場合(書道、水性塗料など)

洗濯糊を10倍程度に薄めた水溶液を用意して、水洗いした筆に浸みこませます。これで穂先が買ったときと同じ、新品の筆に戻ります。

水性の筆固め液

筆を水洗いしたのち、水気をテッシュで吸い取り、固め液をしみこませます。ティッシュで余分な固め液を軽く吸い取り、そのまま乾燥させます。

筆が固まるってことは、髪の毛のセットにも使えます[1]

 

油性の場合(ラッカー、エナメル塗料に)

エナメルクリアーを筆洗いに使ったのと同じ溶剤で10倍程度に薄めたものを用意して、溶剤で洗った後の筆に浸みこませます。要領は水性の場合と同じ。これで固めた筆は、ラッカー、エナメル両方に溶ける。

油性の筆固め液

 

筆は穂先が命。使い終わった後、毎回固めていれば、いつも下したての新品です。これで筆の寿命を飛躍的に高めることができるでしょう。

注:濃度は目安です。5~20倍の範囲でお試しください。

 

<参考購入先>
エナメルクリアーX-22 その他、ドイツレベル社エナメル 32101があります 

筆固め液 成分不明ですが、市販品もあります
ふでのり

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