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宇宙戦艦ヤマト2199 ユリーシャ・イスカンダル (リペイント作品)

　メガハウスの素材は素晴らしい出来栄えです。いつも手にとって細かくチェックしますが、造形にも塗りにも修正が必要な部分があまりありません。最近さらに良くなっているように見えます。

　メガハウスのビビ、依頼作品です。元々優れた造形の素材ですが、高すぎる素材の彩度を如何に調整するかがポイントとなる仕事でした。

　依頼作品です。ブルーの服は彩度でハイライトを。スカートは多重塗装後、軽度のウエザリングを施しています。頭は目立つ継ぎ目をパテ埋めし、髪の毛、肌など細部まで丁寧に仕上げてあります。

　作品を時々ヤフオクに出品していますが、一度現物をご覧いただいた人は高確率でリピートしてくださいます。また、作品を気に入っていただいた方から製作依頼をいただくこともあります。この作品はその依頼製作品で、ブログ掲載のご許可をいただきましたので紹介します。

　黒服の陰影は難しい塗装のひとつです。これについてはサンジ（プライズ）を手がけたとき研究を重ねており、現在では違和感のない仕上がりを得ることに成功しています。

　メガハウスのナミをリペイントしました。素材で問題に思えたのはプラスチッキーな肌の質感くらいで、あとはそのままでも十分と思わせるクオリティです。

　SQハンコックでAD版改造をした技術を生かし「透けリペイント」の技法で塗装されています。

　SQハンコックのリペイント作品はメリー、エースについで手間のかかる素材ですが、すでに需要が飽和してしまったようです。そこで製作終了する方向で調整することにしました。

　下の写真はアクリルケース付。ごく少数作りました。

　SQハンコックはリペイント作者泣かせの素材です。構成が本体とサロメの２体で１セットなため２倍手間がかかり、サロメの出来が悪いためこの修正に苦労します。特に赤斑模様のズレ修正が難物で、完璧にやるには全て塗り直すしかありません。