進撃の巨人のワンシーン。素材の塗りはかなり大雑把です。パーティングラインが目立ち、立体起動装置のベルト塗装がはみ出しまくっています。
服の塗装も問題ありなので、一度ホワイトで下地を作り、そこにシャドウ、ハイライトを何回も交互に塗り重ねて複雑なシワの立体感を作っています。その後、ベルトの塗りを直していくわけですが、手間がかかりすぎて割に合う仕事ではありません。塗りの難しさは量産レベルでも苦労しているに違いありません。
ベースはスミイレとウエザリングを施して立体感を強調、本物の石材らしく仕上げました。
バックルの塗装は精細で顕微鏡が必要なレベル。ベルトの塗りわけも細かく、進撃の巨人は全般的に修正や塗りが大変な素材です。
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