カテゴリー別アーカイブ: リペイント

ディスプレイケースと台座

 作品を飾ると問題になるのが埃です。作品を埃から保護し末永く良好な状態に保つため、透明度と加工精度に優れた高品質なアクリルケースを用意しています。ケース単に作品が入ればよい、というものではなく、作品の周辺スペースや寸法比、コストなどを勘案し、最高の見え方になるようミリ単位でサイズを検討してカスタムメイドしています。
 ケースを被せると可塑剤がこもって長い年月の間に作品が傷むことがあります。これを防ぐため、小さな換気孔を空けてあります。 続きを読む

メガハウス ロビン

DSCN0365a 依頼作品です。ブルーの服は彩度でハイライトを。スカートは多重塗装後、軽度のウエザリングを施しています。頭は目立つ継ぎ目をパテ埋めし、髪の毛、肌など細部まで丁寧に仕上げてあります。

 メガハウスのフィギュアは台座に設置すると前傾もしくは後傾が強く出るものが多いです。ロビンは極端な後傾でした。これを修正するのが毎回たいへんで、今後の課題です。

 

<関連商品>
ロビン
フィギュア・コレクタードール

 

メガハウス ハンコック

DSCN0336

 作品を時々ヤフオクに出品していますが、一度現物をご覧いただいた人は高確率でリピートしてくださいます。また、作品を気に入っていただいた方から製作依頼をいただくこともあります。この作品はその依頼製作品で、ブログ掲載のご許可をいただきましたので紹介します。

 ハンコックの肌は元々色白ですので日焼けを抑えた色白に。女性の黒髪は艶やかさを出すためトップハイライトをシルバーに。衣装の胸のまわりはふんわりとした毛の質感に。ゴージャスな衣装を損なわないようウエザリングも控えめになっています。

 

<関連商品>
ハンコック
フィギュア・コレクタードール

 

モビーディック号

mobbydick

 久々の船物です。バンプレストの景品がベースになっています。サニー号もそうでしたが、寸法比がわりと正確で、下手な玩具より出来が良いです。

 

 ロープや梯子類をどこまでやるか検討した結果、縄梯子を追加しました。これはアルミのネットを加工したものです。

 マストの支柱と穂が水平垂直に揃っていないとおかしく見えます。素材のままだと歪んでいるので加熱整形して出来る限り修正しました。メリー号のときはロープで引っ張って修正していましたが、加熱整形できるようになって必要なくなりました。

 得意分野のため、完成度の高い一品です。

<参考購入先>
ワンピースの人気グッズ
フィギュア・コレクタードール

妖怪ウォッチ

DSCN0244 バンダイの妖怪ウオッチ。デパートでみかけてリペイントしようと思い立ちました。妖気を感じさせる古ぼけたアンティーク調のものが出来たら、面白いに違いない。そう思いました。

スイッチの突起部周辺の金属がテカって不自然でしたのでつや消し黒で塗装。レンズも内側から周辺をつや消し塗装して少し曇った感じに。青のベルトも彩度を落として落ち着いた雰囲気に仕上げました。 針の部分は当初、立体造形を考えていましたがメダルが擦る部分ですので断念しました。

 

<参考購入先>
妖怪ウォッチ
フィギュア・コレクタードール

 

SQシノン+ヘカート

DSCN0165 ベースモデルはバンプレストのSQシノンとヘカート。別々に出た商品ですがセットになっていてヘカートを持たせることが出来ます。

 シノンはSQにしては小型ながら細いラインの塗りわけが多く、苦労の多い素材です。グリーンの衣装とソーダ色の髪の毛は彩度によって自然なハイライトをつけています。胸とベルトのバックルは金色に色彩変更。首もとの黒い紐は印刷がずれていましたので塗りなおしてあります。

続きを読む

造形王 ロロノア・ゾロ(サイトウヒール)

DSCN0788aこの素材はUFOキャッチャーの景品ですが造形に力のこもったフィギュアです。皆が手にする量産品は塗装がマズくて造形の魅力がほとんど伝わりません。勿体無いのでリペイントしてみました。

 造形に特徴のあるものは自立困難な場合が多いです。この問題を改善するため木製の台も追加。こうするともう立派な作品です。

 

  続きを読む

SC 造形王サンジ

img_25349_11122862_0 造形王は初めての素材です。バンプレストとは表情やつくりに微妙な違いがありバンプレストの方がオリジナルに近いように見えます。あまり変に見えるものはリペイントの対象になりませんが、このサンジはなかなかよくできた素材に見えます。

 リペイントはいつも通り黒の衣装にハイライトをつけて髪の毛にスミイレとハイライトを追加していきますが、単純なだけに難しい素材といえます。

<関連商品>
サンジ
フィギュア・コレクタードール

 

グラメンVol.0 ガープ

img_25349_11083215_0 この素材、マントの陰影が結構自然に、丁寧につけてあります。プライズの塗装も日々進歩しているようです。本体はほぼ黒で、陰影をつけるのが難しい素材ですが、これは過去サンジで確立した独自の技法で仕上げています。

ボタンを金色に塗りなおすとともに、額に浮き出した血管に色を入れています。皮膚から透けて見える血管は青紫です。これは白ひげで確立した技法を用いてリアルに仕上げました。

<関連商品>
ガープ
フィギュア・コレクタードール

 

グラメンVol.0 シャンクス

img_25349_11048674_0 この素材は上着にかけられた不自然なシャドウや、ズボンの彩度が高すぎるのが問題です。また手足にパーティングラインが目立つのも気になります。リペイントはこれらの修正が前提になります。

上着のシャドウに手を入れると横縞模様が消えてしまいますのでこれを丁寧に書き直しました。シャドウ、ハイライトを適切に追加した後、全体を落ち着いた色調に整えています。

<関連商品>
シャンクス
フィギュア・コレクタードール